・与那原町の綱曳は東(あがり)と西(いり)で引き合いますが、綱はそれぞれ45mほどあり合わせて5トンにもなります。
東と西の綱の頭部は大きさの違う円環状になっていて(カナチと呼びます)、六尺棒を使って東綱のカナチを西綱のカナチの中にくぐらせて、東綱のカナチにカナチ棒(約3m、100kg)を入れてつなぎます。
カナチ棒が入った瞬間に綱を落して綱曳が始まるのですが、蓋のデザインはまさにその場面です。東西のカナチを支えている人、カナチ棒を入れる人、そして後方の左右には東西の旗頭が描かれています。
上部に「よなばる」の文字、その下に「よ」を波と飛鳥のイメージにデザインした与那原町章。「汚水」の文字。
カラー(レッド)汚水管マンホール蓋。 ・撮影日:2015年10月7日 ・撮影場所:与那原町親川通り ・撮影者:森村さん提供 |
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・旗頭(はたがしら)の上部にある花のようなものは鼓燈籠(チジンドゥールー)といい、東は菊の花を菊の葉で取り囲む形に、西は梅の花の周囲に桜の花を散らした形で、青竹の竿の頭部に設えます。
高さは7m、重さが40~60kgにもなり、屈強な若者が上下に躍らせるのです。
蓋では右側が東、左が西になっています。
なお、綱は担ぎ棒(丸太、双方で約90本)で担ぎ上げて綱曳会場まで運び、カナチ棒が入るまで担がれた状態です。
同じデザインでカラー(オレンジ)汚水管マンホール蓋。 ・撮影日:2015年10月7日 ・撮影場所:与那原町親川通り ・撮影者:森村さん提供 |
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・「広報よなばる 2014年6月15日号」には親川通りにレッド、オレンジ、ピンク、ブルーのカラーマンホール4枚を設置したとありましたのでこれは同じデザインのカラー(ピンク)汚水管マンホール蓋。
・撮影日:2015年10月7日 ・撮影場所:与那原町親川通り ・撮影者:森村さん提供 |
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・上記デザインのノンカラー。
汚水管マンホール蓋 ・提供日:2011年1月23日 ・撮影場所:与那原町 ・撮影者:たっつん@京都さん提供 |
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・平成30年度下水道の日関連イベントの展示蓋です。
上記と同デザイン。
・撮影日:2018年9月9日 ・撮影場所:西原町、「下水道の日イベント」会場 ・撮影者:こばちゃんさん提供 |
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・上記の小型。下部に「T-14」。
・撮影日:2015年10月7日 ・撮影場所:与那原町 ・撮影者:森村さん提供 |
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・上記より小さい汚水管小型蓋。下部に「T-14」。
・撮影日:2015年10月7日 ・撮影場所:与那原町 ・撮影者:森村さん提供 |
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・この蓋がある通りには、かつて天女が出産のための産湯にここの湧水を使ったという親川(ウエーガー)があり、今も拝所として神聖な場所になっています。
町立綱曳資料館もあります。なお、通りの名は「おやかわどおり」です。
同じデザインの雨水管マンホール蓋。T-14の記載。
・撮影日:2015年10月7日 ・撮影場所:与那原町親川通り ・撮影者:森村さん提供 |
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・同じデザインのカラー(ブルー)雨水管マンホール蓋。
・撮影日:2015年10月7日 ・撮影場所:与那原町親川通り ・撮影者:森村さん提供 |
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・与那原町では綱が橋の飾りにまでなっていました。さすがに「綱のまち与那原」です。
・撮影日:2015年10月9日 ・撮影場所:与那原町 ・撮影者:森村さん提供 |
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・「X」で区切られた4か所に与那原町章、「仕」「切」「弁」と入った仕切弁蓋。
・撮影日:2015年10月7日 ・撮影場所:与那原町 ・撮影者:森村さん提供 |
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・黄色に水玉模様の地に赤いはしご車と与那原町章。「HIRR Φ150」と「消火栓」「駐車禁止」の文字。
丸型消火栓蓋 ・撮影日:2015年10月7日 ・撮影場所:与那原町親川通り ・撮影者:森村さん提供 |
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・黄色水玉地の角型消火栓蓋。上から「水道」「与那原町章」「消火栓」、四隅に「駐車禁止」の文字。
丸型消火栓蓋 ・撮影日:2015年10月9日 ・撮影場所:与那原町 ・撮影者:森村さん提供 |