紋別郡西興部村(にしおこっぺむら)のマンホール

西興部村 ・西興部村役場展示カラー蓋。
この蓋のデザインについて、役場で伺いました。「この蓋を創るにあたって、村の想いをデザイナーさんに伝え、いくつかのデザインをだしていただき、そのなかから投票で決めた」そうです。 ただ残念なことに、かなりの年数が経っているので、資料もなく、今ではそのコンセプトは分からなくなったとのことです。 また、村には森の美術館木夢(こむ)がありますが、そこにある作品とは関連はないそうです。
汚水管マンホールの蓋

・撮影日:2017年6月28日  
・撮影場所:西興部村役場  
・撮影者:森村さん提供
西興部村 ・上記のノンカラーで、童画風の蒸気機関車、キリン、複葉機、自動車、独楽、オシドリなど木のおもちゃが描かれ、下部に「NISHIOKOPPE」の文字が入っています。
上記では、役場ではデザインのコンセプトは不明とありますが、旧建設省(現国土交通省)監修1997年発行のマンホール関連書籍には、「木のおもちゃ:本村は森林に囲まれた、自然の豊かな所で、木のぬくもりの中から自然の大切さを知り、環境整備を図ろうとするもの」とデザインのコンセプトが記載されています。 おそらく、長い年月の間に、役場の中でうまく文書の引継ぎがなされていなかったのでしょうね。 森の美術館「木夢」は、伊藤英二氏の木のおもちゃ作品を多数収蔵し、実際に手に取って遊べる美術館です。 伊藤氏は、1991年ごろから西興部村で「手づくり木のおもちゃ講座」などの活動を行っていることから、この伊藤氏がマンホール蓋デザインに関わっているのではないかと思われますが、考えすぎでしょうか。 西興部村の公共下水道は1998年供用開始なので、マンホール蓋の敷設は1996、1997年ごろとすれば、町のコンセプトにマッチする活動をしていた伊藤氏にデザインの依頼をするのは、ごく自然な流れだと想像しますが・・・。(こばちゃんより)
汚水管マンホールの蓋

・撮影日:2016年8月13日  
・撮影場所:西興部村役場付近  
・撮影者:kanataさん提供
西興部村 ・上と同じようなタッチで、中央に大きな樹木、その樹冠に蒸気機関車、飛行機、自動車、船、家が描かれ、 木の幹の横には左右にオシドリ?が2羽描かれています。 右下~右端にかけて外周に添うように「NISHIOKOPPE」の文字が入っています。
汚水枡小型蓋

・撮影日:2016年8月13日  
・撮影場所:西興部村役場付近  
・撮影者:kanataさん提供
西興部村 ・網目のような地紋の中央に村章が入っていますが、その他の文字情報は何も入っていないマンホール蓋です。

・撮影日:2016年8月13日  
・撮影場所:西興部村役場付近  
・撮影者:kanataさん提供

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